
情報確認日:2026年9月23日
受付状況:第8回は2026年9月18日受付開始、10月16日17時締切。
人を増やしたくても採用が難しい、繁忙期の処理が追いつかない。その課題に設備やシステムで対応する制度が、中小企業省力化投資補助金の一般型です。第8回は2026年9月18日に受付が始まり、締切は10月16日17時と公表されています。
福岡県内の製造業、卸小売業、サービス業でも、まず「どの仕事を何時間減らすのか」を言葉と数字にすることが、設備選びと計画づくりの出発点になります。
一般型の対象となる考え方
一般型は、個別の現場や事業内容に合わせた設備導入・システム構築など、多様な省力化投資を支援する制度です。単に新しい機械が欲しいという理由だけでなく、人手不足への対応と、生産性・付加価値の向上をつなげる計画が必要です。
| 従業員数 | 基本の補助上限額 |
|---|---|
| 5人以下 | 750万円 |
| 6~20人 | 1,500万円 |
| 21~50人 | 3,000万円 |
| 51~100人 | 5,000万円 |
| 101人以上 | 8,000万円 |
補助率は中小企業が原則2分の1、小規模企業者・小規模事業者等が3分の2。賃上げ等の特例には別の要件があり、誰にでも増額・引上げが適用されるわけではありません。出典:一般型の公式制度概要。
省力化効果は導入前後の工程で示す
例えば梱包作業を想定して、商品を集める、箱を組む、封をする、伝票を貼る、運ぶ、という工程に分けます。各工程の人数、時間、頻度を記録し、設備導入後にどこが変わるかを書き出してください。
1日合計180分かかる仕事が90分になるという想定なら、差分は90分です。ただし、清掃、材料補充、機械停止への対応が増える場合は、その時間も含めます。削減時間を過大に見積もらず、試運転や現場観察で根拠を補うことが重要です。この数字は説明用の仮定で、制度の採択基準ではありません。
空いた時間を何に使うかまで計画する
省力化した時間を、検品の充実、受注対応、商品開発などへ回せると、経営上の意味が明確になります。設備の処理能力だけ上がっても、前後工程が詰まったままでは効果が出ません。現場担当者と、材料搬入から出荷まで一連の流れを確認しましょう。
計画には、設備費以外の設置費、運用費、保守費、教育時間も入れます。補助金の入金前に支払う資金と、導入後の継続費用を用意できるかが、投資判断の重要な点です。
締切までの準備を逆算する
GビズIDプライムの利用可否、申請主体と従業員数、見積、設備の納期、事業計画、賃上げ等の要件を確認します。必要書類や数値目標は、第8回の最新公募要領を基準にしてください。採択と交付決定を同じと考えず、契約・発注できる時期も事務局の手順で確認します。
公式スケジュールでは採択発表を2027年2月上旬予定としています。予定は変更される可能性があるため、設備の納期を採択予定日に合わせて確約しないようにします。
よくある質問
5人以下なら必ず750万円受け取れますか?
750万円は基本の上限です。対象経費、補助率、審査などによって実際の額は変わります。
人件費が減らなければ意味がありませんか?
省力化の意義は、少ない負担で業務を回し、空いた時間を価値のある仕事に使うことにもあります。自社の計画が公募要件を満たすかは、別途確認してください。
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公式情報・出典
制度情報は確認日時点のものです。申請時には最新の公式案内・公募要領をご確認ください。本文中の想定例・試算は制度の適用や採択を保証するものではありません。